テレメンタリー2023「3.11を忘れない90『命は、安全は』岐路に立つエネルギー政策」 テレビ朝日 3月11日 土曜 4:50 -5:20 福島県喜多方市の酒蔵の９代目が原発事故を機に、自然エネルギーによる発電事業「会津電力」を立ち上げた。未来の子供たちのため、原発に頼らない社会を作る覚悟を追った。 「ブレーキが壊れたダンプカー」 福島県喜多方市で２３０年以上続く酒蔵の９代目、佐藤弥右衛門を人はこう呼ぶ。原発事故を機に、自然エネルギーによる発電事業に参入。「会津電力」を立ち上げた。自治体をも巻き込みながら強力に事業を進める背景には、未来の子供たちのため、原発に頼らない社会をつくるという覚悟がある。 だが政府は今冬、次世代原発の開発・建設や運転延長に向けて舵を切った。それでも弥右衛門にブレーキは効かない。「命は、安全は」。エネルギー政策の岐路に立ついま、福島だからこそ訴えられることがある。